四国発、愛すべきパワーポップバンドが超強力スプリットを完成!時代の流行なんて関係ない、そんな勢いだけで完成した徳島/HAMKと香川/CHEAP AUDIOによるスプリット。両者に共通するのはWEEZERやSuperchunk、The Lemonheadsなどの90’sカレッジロックからの洗礼を受けたラウドなギターサウンド。時代なんて関係ない?いや、思いっきり90年代サウンドに固執しまくってます。だってタイトルは「90年代の残りカス」だもん。でも、それって最高じゃない?M-1から3曲、初期WEEZERばりの勢いで爆発的に男臭っ走るHAMK、CHEAP AUDIOはM-4「BIG DAY」から清々しくてキュートなメロディーを伸びやかにハモるツインヴォーカルで応酬。OK!POWERPOPシリーズでも高評価だった2組による"どうしようもない"スプリットにみんなノらなきゃ損だ! 一言「ハイパー・イナフ!」ナンバリング付紙ジャケ仕様!







インタビュー参加者
HAMK:
荒瀬陽介(Vo/G) 
木里優太(B)
山岡英起(Dr)

CHEAP AUDIO:
とい(G/Vo)
あきかよ(B/Vo)
みやけ(Dr)

「 四国発のパワーポップすぎるスプリットアルバム!発売おめでとうございます。そもそもHAMKとCHEAP AUDIOで、今回のスプリットをつくるに至った経緯を教えてください」

とい「メンバーと次の音源はスプリットで出そう!みたいな話になって。で、Thistime Records/Powerpop Academyの「OK! POWERPOP」に四国で参加してい るのが、うちとHAMKだけだったので、OK!四国つながりでHAMKとやったら面白いんじゃないか、という話になりました」
あきかよ「もともとHAMKのことはいいバンドだなぁと思ってて、イベントも呼んだり呼ばれたりする仲だったんです」
みやけ「一緒に面白い事が出来たら良いな〜って感じだったような気がします…」
とい「で、HAMKを誘った」
荒瀬「一昨年の2008年、totosのツアーの徳島公演にてCHEAP AUDIOと共演したときに、とい氏に声をかけていただきまし て 」
とい「最初は電話で誘ったような気がするけど。まあ、どっちでもいいか(笑)」
荒瀬「以来、ゆっくりと話を進めて参りました 」
木里「香川で一緒に呑んだり…」
荒瀬「そうそう。ミーティングと称し、飲み屋でグダグダとダベったりしていました」
とい「でも結局その時は何も決まらなかったという(笑)」



「スプリットにはそれぞれ3曲ずつ収録されていますが、収録曲に込めた意図やエピソードなどははありますか?」

荒瀬「HAMKの3曲は、マイナー調の速い曲、ポップな曲、 バラードとバランス良く揃っています。全曲女性に向けた曲です。パワーポップの基本は「愛だの恋だの」だと思いますので 」
あきかよ「私は「Big Day」と「He Wasn't There」の作詞 作曲をしているんですが、今回の2曲は、あらかじめ決めたテー マに沿って歌詞を作ることができました。あと「He Wasn't There」は、当時肘を負傷したみやけさんの肘にやさしそうな曲、というのを心がけて作りました(笑)」
とい「パワーポップのスプリットというのを意識した結果、雰囲気を出すために、ミックスの段階でシンセを入れてみたりしました。メンバーに無断で」




「お互いのバンドの曲を聴いての印象や感想を教えてください」


荒瀬「音楽のことをよくわかっているなぁと思います。彼らの楽曲を聴くたびにいつもハッとさせられます。
「灯台もと暗し」的な、普遍的なのに誰も思いつかなかった素晴らしい楽曲をいつも聴かせてくれます」
木里「大人。車で歌ってます」
山岡「さすがCHEAP AUDIO!!って思いました。 あと同じドラマーとしてみやけさんは憧れの存在です」
みやけ「お〜HAMKやるな〜って思いました」
あきかよ「私もやられた〜って感じです。あらせ君の歌力(うたぢから)は反則ですね」
とい「まず、HAMKの3曲で1つの物語が完結してますよね。勢い良く始まって、中盤の盛り上がりがあって、最後しんみり終わる、みたいな。そこを我々がまたブチ壊す、みたいな感じがおもろいんではないでしょうか。あと前から「荒瀬くんの声はベン・リーに似てる」説を独りで唱えているんですが(笑)、相変わらず日本人離れしたええ声です」



「HAMKは徳島、CHEAP AUDIOは高松、それぞれ四国の地方都市で活動していますが、四国や地元でバンド活動をするうえで思う事や意識している事は?」


荒瀬「地元にはどんどんライブイベントを企画して地元のシーンを盛り上げようとしているバンドがたくさんいます。「いかに自分たちが目立つか」というより「いかに地元を盛り上げるか」なんですよね。僕らはまだまだですが、その一端を担いたいです」
山岡「「下手くそ」とか「パッとせん」とかひっくるめて、見てくれた方・聴いてくれた方が印象に残るライブをしたいですね」
あきかよ「四国は他の地方に比べたらバンド数こそ少ないものの、リスペクトするバンドも多いのでいい刺激になっています。地元でイベントするときは、お客さんの立場で「今日は楽しい1日だったな」と思えるイベントを心掛けてます。
もちろん自分も精一杯楽しみたいので、楽しさをお客さんと共有できたら最高ですね」
とい「四国のバンドには、四国のバンド同士の連帯感みたいなものがあるように思います。環境や立地の悪さを嘆くだけじゃなく、「地方でしかできない事」を発信していきたいな、と思っています」



「それぞれが影響を受けたアーティストを教えてください」


荒瀬「僕は、Green Day、The Muffs、Dinosaur Jr.、Superchunk、Elvis Costello、奥田民生、イースタンユース、THE YELLOW MONKEYなど」
山岡「LAG WAGONやNO USE FOR A NAME」
木里「Green Day、Rancid、あと同じ徳島のThirsty Chords」
みやけ「この人からって言うより、色んな人から色んな影響を受けていると思います」
あきかよ「殿堂入りはBeatles。好きなバンドはTeenage fanclub、Fastball、Lemonheads,Oasis,R.E.M.,Primal scream、スピッツなど。中学の頃は長渕剛とリンドバーグにかなり衝撃を受けました」
とい「バンドブームでブルーハーツやユニコーンを知り、BeatlesやQueenから洋楽に入り、Metallicaがきっかけで
メタルの道へ入るも、青春時代はオルタナティヴ全盛な時代。生涯根底にあるのはこの辺だと思います。そして色々寄り道しながら現在に至る、という感じです」



「バンドをするうえでの目標や目指すところは?」


荒瀬「今年中にはこの音源を売り切りたいです。それからまた次を作る。
まだあんまりやってないですが、これからどんどんイベントを企画して、せっかく地方でやっているのだから地元の名物になりたいですね」
山岡「県内外でライブをして、少しでも多くの方にHAMKの曲を聴いてもらいたいです」
木里「今できることをする 、という事ですね」
とい「こだわりを持ちすぎない。あと、継続すること」
みやけ「ゆっくり気長に楽しく出来れば良いかなと」
あきかよ「目標も目指すところも特にないですね。ただ楽しく日々過ごせたらそんなに幸せなことはありません。
その中に音楽が近くにある生活が送れたら…。そして私たちの音楽を好きでいてくれる人がいれば…。
そして私たちの音楽を好きな人が増えていけば…あっ!これが目指すところ、というものでしょうか?(笑) 」