へヴィー&ラウドなギターウォールに美メロという、ONEPERCENTRESの真骨頂が爆発したセカンドフルアルバム『The Party To End All Parties』。国内のエモシーンとパワーポップシーンのリンクが急激に進んだこともあって彼らのハイブリッドなメロディック・パワーポップは多くの注目を集めた。リリース直前に所属するパワーポップレーベル、がWizzard In Vinylが事実上消滅すると言う憂き目にあいながらリリース、そして40箇所にも及ぶリリースツアー、そしてCaddyのジャパンツアーと成し遂げた彼らの気力体力を内外に証明したタフな一枚となった。日本有数のインディーパンク、ポップロックエンジニアであるSeino Osam氏の繊細なメロディーは本作でも枯れることはなく刺激的に我々の耳に届く。一辺倒でなく、ハーモニーを重視したミドルテンポの曲も増えてきてバンドの円熟味が増してきていることは一目瞭然だ。

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